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鶏の唐揚
2009年03月23日13:08 ワロタ コメント:0
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小学生の頃の給食でいろいろと思い出深いのが「鶏の唐揚」。

肉と皮の間に黄色味がかった脂が載っていて、
噛むとじゅわっとジューシーな脂が口の中いっぱいに広がって、
家で食べる味気ない鶏と違ってすごくおいしかった。
学校給食って最低限のコストで作るから、そんなに贅沢な素材は
使えないはずだけど、良い仕入先があったんだろうな。

その鶏の唐揚が給食に出る日、事件が起こった。
ちょうど風邪が流行っている時期で、クラス内だけで5人ほども欠席していたので唐揚も5個余る。
人気メニューなだけに壮絶なおかわり争奪戦が催されると思われた。
ところが、まだ全員に配膳し終わらないうちに担任のN先生(当時40代くらいの男)が、
自分の唐揚と合わせて6個の唐揚を皿に載せてさっさと自分の席に着いてしまった。
おかわりを狙っていた育ち盛りの男子たちは一同唖然。

さらに、である。
配膳も終わりに近づく頃、唐揚が5個足りない事が解った。
風邪が流行って全クラスに欠席が多かったので、給食室のおばちゃんが数を調整していたらしいのだ。
唐揚をもらえなかった最後の5人は、小さな皿に6個の唐揚をこんもりと盛ったN先生の元へと集まった。
そこでN先生は信じられない一言。
「給食室に行って取ってきなさい」

あれから四半世紀以上経つけど、唐揚を目にする度にこの事件を思いだす。
中村先生、お元気ですか。
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